声を出して読むと良いこと7選!!~子供も大人も本で脳を育てよう~

音読、皆さんは毎日やっていますでしょうか??

私には小学2年生の姪っ子がいるのですが、毎日のように音読の宿題が出ています。
しかもタブレットで(笑)

確かに私も小学生の頃は音読の宿題がでていたような気もしますが、ほとんどサボっていたような…(笑)
記憶に残っているのは、授業の中での音読ですかね。

名指しされて読むやつです。
あれ、

違うことを考えていたり、ぼーっとしている時

にかぎってあたるんですよね。

今はタブレットで音読した音声を録音してオンラインで提出するようです。

うーん、絶対にサボれない(笑)

それにしてもびっくりですよね。時代は変わりました。
でも、何年、いや何十年経っても小学校での音読自体はなくらないんですね。

それだけ音読は重要ということがわかります。

でも音読は、年齢やその人自身の読解能力によっても効果が異なるってご存じでしょうか!?

音読に関する研究は様々あるのですが、研究結果は一貫していないというのが現状のようです。
音読の有用性は読解能力の発達とともに減少していく、という研究結果もあるのです。

この記事では、

声を出して読むことの効果

についてご紹介します!

声を出して読むことの効果【子供】

脳が活性化される

音読の際には、目と口と耳を同時に使用します。

目で少し先の文章を読みながら、口から言葉を発し、それを耳で聞いています。

目で見ている文章と声に出している文章は少しズレが生じており、また3つ同時に使用するということで実は脳にとってはかなり高度なことをしていることになるのです。
(参考:楽天ブックス: 読書がたくましい脳をつくる – 川島隆太 – 9784774328331 : 本 (rakuten.co.jp)

確かに私自身、息子に絵本を読み聞かせるときに感情を入れたりしているせいもありますが、意外と疲れたりします。目・口・耳だけでなく脳もフルに使っているから意外と体力を使っているのかもしれませんね。

運動と一緒で脳も日頃から使用していないと、どんどんうまく働かなくなります。
音読によって活性化させることは脳にとってとてもいいことと言えますね!

脳の体積が増える

同じく川島教授の実験で、こちらも大学生を対象に

一か月音読を続けた場合と実験に参加しなかった生徒との脳の体積の増え方を比較

したところ、実験に

参加しなかった生徒は体積に変化がなかったのに対して一か月音読を続けた場合は脳の体積が増えた

ということです。

脳の体積が増えることは作業スピードがアップしたり、記憶力や集中力が伸びたりするなど良い効果が様々あるようです。

とはいえ、

脳の体積が増えるってどういうこと?!

と思いますよね。

体積が増えるというのは、脳の神経細胞から無数に伸びる神経繊維というものが長くなったり枝分かれが増えたりすることのようですが、その神経繊維がより太く、強くなることで脳の伝達能力がアップすることもわかっています。

読書の中でもより脳が活性化する音読をすることで、この神経繊維を増やすことが重要といえそうですね。

記憶力がアップする

小学校低学年~高学年までを対象とした実験では低学年、つまり読解能力の低い子供ほど黙読より音読のほうが理解度が上がり、高学年になればなるほど黙読と音読で理解度に差が生じにくかったということです。(参考:人はなぜ音読をするのか 髙橋麻衣子)

これは音読による心的努力、つまり

本を読むことを一生懸命がんばったことで記憶力がアップした

ということです。

私も分からない英単語があるとネットで調べたりしますが、ネットで調べるよりも辞書で調べた英単語の例文の方が記憶に残っているんですよね。

それと同じで苦労して音読すればその分、記憶に残るということですね。

声を出して読むことの効果【大人】

理解度アップ

もちろん子供だけでなく、大人にも声をだして読むことの効果はあります。

声を出して読むことは理解度の向上に繋がります。

人は助詞や単語が複数続く文章や長い文章だと声を出して読むほうが理解度が上がる。
(参考:人はなぜ音読をするのか 髙橋麻衣子)

確かに論説文や小説でも、一度黙読しても分かりづらい文章があった場合に自然とボソボソと声を出して読解しようとすることはないでしょうか。

私もその方が難しかったり複雑な文章を読んだりするときは、読みやすくなります。

騒音下での集中力アップ

人は読解をしようとするときに、無関係な音があると読解能力が低下しますが、無関係な音がある中でも、音読をすることで理解力は保持できる。
(参考:人はなぜ音読をするのか 髙橋麻衣子)

例えば、周囲に騒音がある中で読書する必要があったり、頭の中で違うことを考えている場合は頭の中で無関係な音が発せられている状態ですので、そういった時こそ

音読をすることで集中力がアップする

ともいえますね。

ただし、カフェなどの公共の場で声をだして本を読むのは言わずもがな、

他の人に迷惑になりますので避けましょうね。

私は家で夫がサッカー番組を見ているとき、声をだして本を読んでいます。

サッカーにそこまで興味がないというのと、誰かがいる環境の方が読書がはかどるのでそうしていますが、意外と騒音の中でも声を出して読むことで集中できますし、よく理解もできます。

リラックス効果

声を出して読むことはリラックス効果があるって知っていましたか!?

大人に対する音読の有用性を2点上記でご紹介しましたが、実は読解能力の発達とともにその効果は減少すると言われています。

例えば、日頃から研究論文などを読み漁っている大学の教授は音読よりも黙読の方が得意と言えますし、理解するのに音読は必要ないでしょう。

読解能力の低い人ほど、音読時に脳の血流がアップし活性化され、読解能力の高い人は、逆に脳の血流が減少し、リラックス状態になる。
(参考:「絵本の読み聞かせ」の効果の脳科学的分析 森慶子)

つまり、声を出して読むことは読解能力の低い人にとって理解度向上などに繋がりますが、逆に読解能力の高い人にとって、落ち着いたりとリラックス効果があるということです。

確かに私はストレスが溜まると友達に話をしたり、飲みに行って思いっきり喋ってスッキリするのですが、声を出すということ自体はリラックス効果やストレス発散にも効果がありますよね。

声を出して読むことで、リラックスできてストレス発散にもなるのは意外でした!

うつ病や認知症の改善にも?!

音読中の人の脳を調べると脳の血流が増加したり、活性化することはご紹介しましたが、これらの効果はうつ病や認知症の方にも効果が期待されています。

また、国語学者の齋藤孝先生は誤嚥性肺炎など高齢者が発症しやすい病気の予防のためにも、音読でのどと肺を鍛えることで効果があるとしています。
(楽天ブックス: 肺と脳を鍛える! 1話1分 音読ドリル – 齋藤 孝 – 9784299005137 : 本 (rakuten.co.jp)

息子に絵本を読み聞かせていると、意外と肺を使うんですよね。
少し長めの本だと最後の方で息切れしているときもあります(笑)

肺の訓練になっているということですね!

肺炎は日本人の死亡原因の上位にあります。

音読をして肺炎が少しでも防げるのであれば、音読の効果って素晴らしすぎますね!

声を出して読むことのデメリット

とはいえ、音読って結構するのが難しいですよね。

音読のデメリットと言えば、

  • どこでもできるわけではない
  • 読むのに時間がかかる

です。

カフェや会社、電車の中ではもちろん、音読は憚(はばか)られます。

また、黙読であれば読み飛ばしたり何度も往復して重要なところだけ読めばよく、効率的に読むことができますが、音読ではそうもいきません。

一言一句声を出して読みますので、黙読より確実に時間がかかります。

私は読書があまり得意ではないのですが、やはり声を出して読むと集中できたり、捗(はかど)ります。デメリットはあるとはいえ、家の中など場所を見つけて取り入れていきたいと思いました!

声を出して読むことの効果的な方法

音読はご紹介した通り、年齢別読解能力別でもその効果は様々です。

一概に、これが効果的だといえるものがあるわけではないですが、音読向けの名作や古典を集めた本も色々とでていますね。

朝起きて3分、お昼休み中に3分など、目的に合わせて音読する時間を作ってみるのが良さそうですね!

声を出して読むと良いこと7選!!~子供も大人も本で脳を育てよう~まとめ

音読の様々な効果をご紹介しました。

  1. 子供にとっては、脳の活性化、脳の体積アップ、記憶力アップに効果がある。
  2. 大人にとっては、理解度アップ、集中力アップ、うつ病や認知症の改善に効果がある。
  3. 音読の効果は、年齢や読解能力によっても異なるため、目的別に1日の中で時間を見つけ取り組んでみるとよい。

 

私の2歳の息子は絵本が大好きで、2歳にしてはおしゃべりもとても上手で、とにかくずっとしゃべっています。

生後3か月ぐらいの時から絵本をできるだけ毎日、読み聞かせていたのですが声を出して読むということは、子供の言語発達にも当てはまるのかなと思いました!

時にはうるさいなと思う息子のおしゃべりも、

脳が活性化されているからなんだ

と思えばなんだか嬉しくなりました!

皆さんも、ご自身のため、誰かのために音読をやってみてはいかがでしょうか。

 

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