皆さんは、
読書をする際、1時間に何ページ読むことができますか?
そもそも、自分の読書ペースを計ったことがない人も多いかと思います。
私も自分の読書ペースを意識したことはありませんでした。
また、読みやすい小説を読むか、少し難しいビジネス書を読むかによっても変わってきますよね。
1時間あたりの読書ペースは個人差が大きいものの、
一般的には40〜60ページくらいが目安
と考えられています。
私は意外と多いと感じました。
速く読むこと(速読)することが必ずしもいいわけではありません。
しかし、1冊の本がいつまでも読み終わらないのはつらいですよね。
いつの間にか「積読」になってしまうことも少なくありません。
ある程度のペースで集中して本を読むためには読書体力を鍛えることが欠かせません。
そこでこの記事では、
1時間の読書ペースをあげる方法と、読書体力をつけることのメリットをご紹介していきます。
読書体力をつける方法
①まずは簡単な本や短い本を読破する
まずは、児童文学や短編小説などの簡単な本をしっかりと読破しましょう。
読破とは、1ページ目から、「あとがき」の最後の一文までをしっかり読むことです。
もしかしたら、途中でしんどくなってくるかもしれません。
でも諦めずに最後まで読破をすることで、達成感や充実感を得ることができるはずです。
そしてそれが、読書の楽しさへと変わってくるでしょう。
学生時代の勉強と同じですね。
苦手教科にも向き合い続け、わかった時には喜びや達成感で満たされた、という経験をしたことがある人も少なくないと思います。
まずはその1冊にしっかりと向き合ってみましょう。
②読んでいる途中で眠くなったら無理せず寝る
先ほどと矛盾することを言っているように感じるかもしれませんが、読んでいる途中で
眠くなったら無理せずに寝ることも大切です。
いくら1冊に向き合うことが大事でも、無理をしてしまっては元も子もありません。
結局嫌になって読破できずに終わってしまうかもしれません。
途中で眠くなってしまったら、20分程度の仮眠をとり、起きてまた読み始めましょう。
ただし、この時スマホを見たり、ゲームをしたりなど他のことをしてはいけません。
本を読み、眠くなったら寝て、再び読み始めるということを続けていると、
少しずつ読書体力がついてくるはずです。
③スキマ時間を活用する
お気に入りの一冊を常に手元に置いておき、気が付いたときに読むようにしてみましょう。
朝の起床時や通勤の電車の中、寝る前の30分など、日常生活には多くのスキマ時間があります。
そのスキマ時間をうまく活用することが大切です。
運動と同じで、いきなりハードなことをしようとしても続きません。
毎日少しのウォーキングを行うことで、
「気付いたら長い距離を歩けるようになっていた」
という経験をしたことがある人もいるかもしれません。
本に触れる機会が多くなればなるほど、自然と読書体力がついてくるはずです。
そしていつの日か読書がとても楽しく感じるようになっていることでしょう。
「千里の道も一歩から」ですね。
読書体力をつけることのメリット
読書体力をつける方法を書いてみましたが、そもそも、なぜ読書体力をつけることが必要なのでしょうか?
①色々なことに興味を持つことができる
私は日本酒を飲むことが好きですが、日本酒の知識などは本から得ることが多いです。
そして本から得た知識を思い出しながら実際に日本酒を飲むのがとても楽しいです。
「あの本に書いてあったことは、こういうことか!」
と実感することで知識の定着も図れます。
ある程度集中して適切なペースで読書ができるようになると、色々なことに興味を持つことができ、
新たな知識を効率よく得ることができます。
②リラックス効果を得ることができる
読書体力がない状態で本を読んでいるとどうしても
「読書は疲れる」
と感じてしまい、苦痛に感じてしまうかもしれません。
だんだん読書体力がついてくると、読書がリラックスタイムに変わってきます。
仕事で疲れた時、1日の終わりなど、少しリラックスしたい時に、お気に入りの1冊が欠かせなくなってきます。
また読書は年を取っても続けられるし、お金もあまりかかりません。
そして、読書をきっかけに新たな趣味を見つけ、知識が増えていく…。
少しずつ人生が豊かになってきます。
とても魅力あふれる趣味だと感じませんか?
まとめ
今回は、読書体力を付ける方法と読書体力をつけることのメリットをご紹介しました。
読書体力を付ける方法は以下の3点でした。
・まずは簡単な本や短い本を読破する
・読んでいる途中で眠くなったら無理せず寝る
・スキマ時間を活用する
また、読書体力をつけることのメリットは2点あります。
・いろいろなことに興味を持つことができる
・リラックス効果を得ることができる
1時間あたりの読書ペースは40〜60ページ程度と言われています。
速読がすべてではありませんが、適切なペースを保って集中して読書ができるようになると、
きっと人生が豊かになると思いますよ。
私も、本を読んで新しい知識が増えたり小説に感動したりすることで人生の幅が広がったと感じています。
あなたの新たな趣味に「読書」を追加してみませんか?