「読書をしていると、どうしても疲れてしまう・・・」
「なぜか新聞を読んでいるだけでも疲れる・・・」
「そもそも文字を読むと疲れてしまう」
そういった経験を持つ方は多いかと思います。
筆者も、何時間も読書したせいで眼球の奥が痛くなり一日中悩まされ大変だったことがあります(-_-;
この記事では、
文字を読むと疲れを感じてしまう3つの原因とその対策、さらには3つの疲労回復法もご紹介いたします!
文字を読むと疲れる原因って何?
文字を読んでいると疲れる原因には以下の3つがあります。
原因①「目の疲労」
文字を読んでいると眼球の奥が痛くなったり、疲れが溜まっているかのように瞼が重くなりピクピクと痙攣したりすることがあります。
これは「文字を読む」という、一点に集中する作業をずっと続けたことで、目に疲労が溜まり起きる現象です。
人間は本来狩猟をして生きていたため、人間の目も
動き回るものを見ることが得意
な構造をしています。
逆に言ってしまえば人間の目は、
近くのものをじっと見続けるのが不得意
な構造をしています。
不得意なことをしているために目が疲れ、身体に不調を感じてしまうのです。
原因②「姿勢」
「本をずっと読んでいたら、肩や首が凝ってきた」
そういった経験は誰にでもあるかと思います。
これは文字を読んでいる際に
同じ姿勢で長時間過ごした事が原因
です。
「ずっと同じ姿勢」ということは、「身体の同じ場所にずっと力が入り続けている」という事と同じです。
これが長時間続くと軽度の炎症となり、肩こりなどの身体の不調の原因となります。
文字を読むことに限らず、事務作業やパソコンの操作といった長時間同じ姿勢で行われるどんな作業であっても原因は一緒です。
原因③「脳の疲労」
文字をたくさん読んだ後に
「休憩を取りたい」
と感じるのは、脳が疲労を感じている証拠です。
文字や、文字の集合体である文を理解しようとしている時、人間は脳を使って一生懸命に活動しています。
特に難解な概念や文章を理解しようとしている時、私たちはいつも以上に自分の脳を活動させる必要性に駆られています。
このように、脳が活発に活動するために疲労を感じてしまうのです。
文字を読んでも疲れないようにするための対策って何かあるの?
「でも、文字を読んでも疲れたりしないための対策って何かあるのかな?」
そう感じられる方のために対策法を3つ以下にご紹介します!
対策①「目を休める」
文字を読むなど、一点に集中し続ける作業をずっと続けていると目の疲れに繋がってしまうため、たまに遠くの景色を眺めたりすることも大切です。
また目の運動をすることで眼球の筋肉がほぐれ、目の疲れを癒すことができます。
対策②「ストレッチをする」
ストレッチをすること
は
身体の疲労の緩和
に役立ちます。
読書などの文字を読むような作業をすると猫背になり姿勢が悪くなりやすいため、肩や首周りの筋肉がこわばってしまい疲れを感じやすくなってしまいます。
ストレッチをすることで肩や首周りの筋肉がほぐれ、疲労の緩和に繋がります。
対策③「文字を読む方法を変える」
疲労に繋がる悪い姿勢を避けるためには、
「書見台を使う」
「ルーペを使う」
という方法もあります。
また、他にも本を目で見て「読む」のではなく、オーディオブックなどを使用して「聴く」という方法に代えるのも一案です。
それでも文字を読んで疲れてしまった時の疲労回復法は?
「それでも文字を読んでいて疲れてしまった!」
そんな方のために、文字を読んだことによる疲れを癒す方法を3つご紹介いたします!
方法①「目を温める」
蒸しタオルやホットアイマスクなどで目を温めると血行が良くなり、疲労回復に繋がります。
方法②「湯船に浸かる」
湯船に浸かり身体の芯から温まることで、筋肉の疲れを癒すことができます。
特に、文字を読んでいる際には肩や首が凝りやすいため、首まで浴槽に浸かることが大切です。
また、入浴剤を入れるとリラックス効果をより高めることができますよ!
方法③「呼吸に意識を集中させてリラックスする」
静かな場所で楽な姿勢になり腰を下ろして目を閉じ、呼吸に意識を集中させてみましょう。
(この時、雑念が頭に浮かんだりしても、すぐに呼吸に意識を集中させましょう!)
人間の脳は雑念を振り払ってリラックスすることで、よりクリアに物事を整理し考えることができるようになります。
まとめ
- 目の疲労
眼球の奥の痛みや瞼のけいれんは、目の疲労が原因。 - 姿勢
長時間同じ姿勢で過ごすと、肩こりの原因になる。 - 脳の疲労
「休憩したい!」と思った時は、脳の疲労のサイン。
- 目を休める
目の運動をすることで眼球の筋肉がほぐれ、目の疲れを癒すことができる。 - ストレッチをする
ストレッチをすることで筋肉がほぐれ、疲労が緩和される。 - 文字を読む方法を変える
悪い姿勢を避けることで、疲労を避けられる。
- 目を温める
- 湯船につかる
- 呼吸に意識を集中させてリラックスする
筆者自身、文字を読むと疲れてしまう原因は目の疲労が原因だとばっかり思っていました。
ですが、実際はそれだけではないようですね。
初めて知りました…(^^;
ちなみに最近は筆者もすっかり、
紙の本からオーディオブックに移行しています。
繰り返し読む場合オーディオブックの方が、圧倒的に楽だからです!
最後になりますが、何歳になっても、文字を読んで疲れたりしないための対策は絶対に欠かせません。
だって、文字を読むことが苦痛になってしまうと、本来は楽しいはずの読書も億劫になってしまいますからね!