皆さんは、脳内音読のことを知っていましたか?
もしかすると、
「脳内音読って何?」
「やったことはないかも?」
と思う方も多いはずです。
私もはじめは思っていました。そう思っていたが、実はほとんどの方が経験していると思います!
人生半世紀を手前にして趣味でもある読書について考えたとき、小学生時代以降声に出して本を読む事をもなく音読しようと思うこともなかったのです。
黙読をして1冊読み終えるのに時間がかかると最近気づいたので、私自身理解力が足りないからなのかと完結していましたが、調べていくうえでもっと読書が好きになる方法が見つかりました!
ここでは、
脳内音読とは?
メリット、デメリットはあるの?
読書を楽しむ方法をご紹介いたします。
そもそも脳内音読って何だろう?
頭の中で音声をイメージしている読み方を脳内音読といいます。
「読書に時間がかかる人はいますか?」
「せっかく買った本を中途半端に放置していませんか?」
「読み終えても内容がイマイチ記憶に残っていなかったりしていませんか?」
本を声に出して読む事が音読、反対に声に出さず読む事が黙読ということは私も分かりますが、頭の中で音声を文字化するという感じです。
デメリットなイメージの脳内音読
脳内音読で頭の中の音声を文字化して、さらに言葉の意味を理解しながら読み進めていき、分からないと戻ってはまた読み進むことを繰り返していて1冊の本を読む事に時間がかかってしまい結局内容が入ってなくて飽きて止めてしまう事がよくあります。
脳内でイメージをしていく事や言葉や文面を理解しながら内容を頭に入れていくという読み方は考えただけでも効率が悪い気がしてきて徐々に脳内音読をやめたいと思うようになりました。
私の場合は読書が好きでも読む時間がなかなか作れず購入後買って満足してしまったり、1冊にかかる時間が長すぎて内容も忘れてしまい結果開くことのないまま終わってしまったりした本も数冊あります。
脳内音読以外にも飽きっぽさが原因なのですが、読むスピードが遅く内容が入っていかない事が読み方の工夫で改善出来たら更に読書が楽しくなりますよね!
しかし、「早く読めたらいいのに…」と思ったまま時が流れていきました。
脳内音読をやめるメリットとは何か?
一番に言えるメリットは、早く読めること!
早く読めれば私のような挫折も減る、多くの書籍に出会える、情報量や選択肢も増え決断力のアップにもつながる。
あれ?良い事しかないですね。
読むことが早くなる事へのデメリットは?
と考えましたが多くの本を読む事で本代がかかり、置き場所が困るということくらいか読むのが楽しくなり睡眠不足も心配になりますね。
やってみた!脳内音読からの卒業
まず、脳内音読を打破するために始めたこととは
- 本に出てくるワードに慣れるために興味があるジャンルを連続して読む。
- 脳内を映像化できるように映画化された書籍を選ぶ。
- 目次や前書きから内容を推察する。
- 速さを求める事での読み飛ばしはしない。
読んだことがある内容だと文字を理解しながら読む事もせずスムーズに読み進められ、まずは早く読み進める事ができるようになった。
確かに読んだことがある内容だと考えることも少なくなり、早く読めて当たり前ですよね。
しかし内容を理解している本を読み続けることで自分の読み方に変化がありました。
新たに出てきたメリット
読み慣れた内容の本を読む事でスムーズかつスピードアップが可能になり、ふとした時に読む前に見て理解できる単語があることに気づきました。
例えば、「ビーフシチュー」この単語は一文字ずつ読むわけではなく一瞬で「ビーフシチュー」という単語を理解できませんでしたか?
「シアトルマリナーズ」は「シトアルマリナーズ」とあっても違和感なく理解できますよね?
これはブロック読みまたは視読といいます。トレーニングすれば視読単語も増えるし、早く文章が読めるというメリットの1つになります。
この視読をもっと活用できれば速読を身に着けられるようになり、さらに読む本も増えていき情報や知識も豊かになるでしょう。
脳内音読から離れ、速読を手に入るために
読むスピードが速くなると、次に速読という技が手に入ります。
ではどうやって速読を手に入れるのか?
視読の感覚がつかめたら、次に文章を読み返すことしないで全体に目を通す感じで読み切る感覚を身に着ける。
この方法を聞いたときは内容が入ってこない不安が強かったし、読む意味があるのかと不安になりましたが、まず読み切ることができないという癖をなくすことが目標になり、挫折癖を無くすと同じ意味なのでしょう。
そして本を読んだ後にもう一度要約を読み、短期間に3回読み直すと定着するので、読みなれている小説を流し読みするなど、挑戦する価値ありますね!
まとめ
- 脳内音読は頭の中で音声を文字化するという感じで脳内の仕事を増やしている。
- 自分自身が改善したいと思ったことからも逃げて、好きな読書との距離が生まれた。
- 脳内音読をやめることで、数多くのメリットが生まれ読書との距離も縮まった。
- 改善策として始めた読んだことのある本を違う感情で読める嬉しさがあった。
- 視読という新たな文字読みの楽しみを知った。
- 本を理解することより読み切ることを優先する必要性を知った。
今回、脳内音読を辞めることによって6つのメリットがありました。
勿論、脳内音読の方が理解できる。など思う方もいるかと思います。
それは人それぞれですね!(笑)
自分のやりやすい読書の方法を見つけ出せたら幸いです。