本を読まないのに頭が良いという人がいますが、どうしてなのか疑問に思ったことはないでしょうか?
頭が良いというのは、学生であれば、テストで高得点を取っているということだと思います。
社会人であれば、話が分かりやすい、要領が良い人になります。
年齢によっても意味が少し違ってきますよね。
本を読むことだけが勉強と捉えている人と、日常生活の中で学ぶことを勉強と捉える人など、人によって考えが大きく変わってきます。
確かに、頭が良い人は本を読む人が多く、読まない人はあまり頭が良くないという風潮がありますよね。
私は、普段から本をよく読むので、読まないという人に対して、
「もったいない!!」
とすごく驚いてしまいます。読むのが当たり前とは思いませんが、知れたら楽しいと思うことを知らないままでいるのはつまらないと思います。
ここでは、本を読まなくても頭が良い人にはどのような特徴があるのか、読まないままだとどうなるのかを見ていきましょう。
本を読まなくても頭が良い人の特徴
①生まれつき知能が高い
本を読まないのに頭が良い人は、生まれつき知能が高いと言われています。
本を読む量と頭の良さは別のものになってきます。
本を読む量と知識量は関係あると思いますが、頭の良さは知能だけでなく、経験からも得ることができると思います。
読書をすることだけが勉強ではなく、日常生活の中で起こることを通して倫理観や自分で物事を考えることも必要になってきます。
②日常生活で様々なことを経験している
普段から色んな場所へ足を運んで、本では得られない経験を積んでいる人が多いです。
本を読めば疑似的に様々なことができますが、それだけでは実際どうなのかは分かりませんよね。
人と話した内容や、実体験から想像して、視点を広げることで新しいアイデアが浮かびます。
あまり本を読まなくても頭が良いと思う人は、読書以外の方法を用いているからというのもあると思います。
例えば、動画サイトや、ラジオなど、本のように目であまり追わなくても良かったり、聞くだけで情報を得ることができるなど、
本を探すという手間がかからない方法があります。
本を読まないままだとどうなるのか
①思考が狭くなる
自分が持っている情報だけで考えるのと、本を読んで知識を得た状態で考えるのでは、思考の広さが変わってきます。
本だけにこだわりを持たなくても大丈夫ですが、他の情報も参考にしてみると、さらに自分にとって納得のいく答えを出すことができると思います。
自分1人の考えに、本を読んで他の人の考えを知ることで、物事を深く考えることができます。
②語彙力が下がる
会話をしていると、相手の言葉遣いが気になることがありますよね。
本を読んでいるか、そうでないかで大きく変わってきます。
話している時だけでなく、書いた文章でも本を読んでいないかが分かってしまいます。
分からない言葉や漢字が増えてしまうというデメリットになるのでぜひ読んでもらいたいです。
③知識量が増えない
本をあまり読まないと、新しい知識が増えません。
インターネットで知ることもできますが、必ずしもその情報が正しいとは限りません。
本はジャンルが豊富にあるので、知識を得るのにとても最適です。
本は時代や国を問わず、様々なことを知ることができるので、インターネットの情報だけでは得られないことを知ることができます。
④人の気持ちが分かりにくくなる
本を読むことで、他人の気持ちを理解しようとする情緒力を養うことができます。
ノンフィクションだと特に分かりやすいかもしれませんね。
読まないで自分1人だけの考えに固執してしまうと、相手の気持ちを考えないで行動、発言をしてしまい、気持ちを上手く伝えることができなくなってしまうことがあります。
まとめ
- 生まれつき知能が高い
- 日常生活で様々なことを経験している
- 思考が狭くなる
- 語彙力が下がる
- 知識量が増えない
- 人の気持ちが分かりにくくなる
今回、本を読まなくても頭が良い人がいる理由を知ることができ、無理に読まなくても良いけれど、全く読まないのはあまり良くないのだと知りました。
本を読むのには、情報を集めるため、物語を楽しむためなど、人によって目的は様々で、なんとなくという人はあまりいないのではないでしょうか。
本を読み始める前から目的を持って選ぶと、そのときの自分に合った本に出会うことができます。
必ず難しい本でなくても、簡潔にまとめてあるものでも良いので、調べる手段の一つとして本も選択肢にいれてみてもらいたいです。
読まなくても学べる場所はたくさんありますが、本からも新たな発見や考えを見つけることができます。
読み進めるのに時間がかかってしまいますが、それでも得られるものはこれからの経験に大きく役に立つことが多いと思うので、
ぜひ学びの機会に取り入れてもらえると嬉しいです。