読書の時に『内なる声』が聴こえるのはなぜ?その3つの説とは?

「自分は読書をしていると『内なる声』が聴こえる派だけど、他の人はどうなのだろう?」

「本を読んでいると『内なる声』が聴こえる」

そんな経験ないでしょうか?

 

筆者は正直一度もないですね(⌒-⌒;スミマセン

でも、『内なる声』というものを知ってからなんとなく分かるようになった気がします!

 

「この『内なる声』が聴こえる理由って、一体何なのだろう?」

そんな疑問にお答えします!

 

そもそも『内なる声』って何?

まず前提として、読書中に『内なる声』が聴こえるという人もいれば、聴こえないという人もいます。

そのため、「自分はそもそも『内なる声』なんて聴いた事は一度もないから、よく分からないよ」なんて人もいます。

 

本を読んでいる時に聴こえるという、この『内なる声』とは何なのでしょうか?

 

ここでの『内なる声』とは、

「本を音読して読んでいなくても、頭の中で文章を呟く“声”が聴こえる事」

を意味しています。

 

英語圏では、この状態の事を

サブボーカライゼーション (subvocalization)

と呼んでいます。

あちらではよく知られた話のようですね!

 

「でも、この『内なる声』についての研究は無いの?」

そう思われた方も多いかと思いましたので、ご紹介しますね!

 

過去に、アメリカのニューヨーク大学でインターネットを通して行われた、この『内なる声』についての研究があります。

その研究報告によると、なんとインターネットを通して得た回答のうち、

8割以上の人黙読していても「声」が聴こえる

と答えているそうです!

 

以外とたくさんの人が『内なる声』を聴いているのですね!

筆者自身、初めて知りました!

 

『内なる声』が聴こえるワケとは?その3つの説

では、この『内なる声』が聴こえるワケとは何なのでしょうか?

いくつか説が存在しているため、3つほどご紹介いたしますね!

 

『内なる声』が聴こえるワケ①「読解力の発達過程の一環」説

多くの人は子供の頃に一文字一文字、本を音読して読んだ事があるかと思います。

「そういえば、子供の頃は絵本などを一文字一文字声に出して読んでたな・・・」

そう感じる方も少なくないでしょう。

 

しかしやがては成長していき読解力が上がっていくと、この「音読する」という習慣が薄れ、本を音読していた時の声が、『内なる声』としてのみ残ります。

ここまでの読解力の一連の成長過程を、

読解力の発達過程の一環と考え、正常なものと考える研究者もいるそうです。

 

『内なる声』が聴こえるワケ②「音読して文章を理解しようとしている」説

皆さんは、一読しただけでは理解できない文章を覚えたり理解しようとしたりする時はどうされていますか?

多分、紙に書き出したり声に出してみたりしているはずです。

音読をする事で、人は

書かれている内容を理解しようとしている

わけですね!

 

この

“音読”という習慣を普段からしているからこそ、黙読している時であっても『内なる声』が聴こえる」

というのがこの説の要旨です。

 

『内なる声』が聴こえるワケ③「“文章=音読するもの”と学習したから」説

私たちは子供の頃に、両親や先生から本に書かれている文章は音読するよう教えられて育てられています。

その結果、私たちの脳は

文章=音読するもの”

というように、「文章」と「音読」をイコールの関係で結ぶという関連付けを行うといいます。

 

しかしやがては、大人になるにつれて音読せずに黙読で済ませるようになります。

これにより今まで音読によって行われていた

「声を出す」という行為脳が行う

ようになります。

 

その結果として『内なる声』が聴こえるようになる、というのがこの説の内容です。

この「“文章=音読するもの”と学習したから説」は先ほどご紹介した「読解力の発達過程の一環説」と似ていますが、少し違います。

 

どこが違うかというと①の「読解力の発達過程の一環説」は『内なる声』を

「発達過程の一環」によって生じたもの

ととらえています。

それに対して今回の「“文章=音読するもの”と学習したから説」は『内なる声』を

「“文章=音読するもの”という両親や先生からの教育」によって生じたもの

ととらえています。

 

まとめ

  • 『内なる声』とは、「音読していなくても、頭の中で文章を呟く“声”が聴こえる」という感覚を指している。
  • 英語圏では、この『内なる声』を「サブボーカライゼーション (subvocalization)」と呼んでいる。
  • ニューヨーク大学の研究では、8割以上の人が『内なる声』が聴こえると答えている。
  1. 「読解力の発達過程の一環」説
  2. 「音読して文章を理解しようとしている」説
  3. 「“文章=音読するもの”と学習したから」説

 

冒頭でもお話しした通り、筆者は『内なる声』が聴こえない派です。

でも、

「人間の感覚って本当に不思議でいっぱいだな」

ってしみじみ思います!(⌒-⌒

 

『内なる声』は多くの人が持っているものです。

だからと言って、別に持っている・持っていないによって何か問題が生じたりするわけではありません。

 

むしろ、

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