みなさんは、
読書をする際に付箋を使っていますか?
普通に読書をして、読み終えるのも素敵な読み方だと思いますが、筆者は読書をする際に付箋を使うことで学習効率が格段に向上するのを実感しています。
この記事では、年間100冊以上を読む筆者が、読書におけるおすすめの付箋の使い方をご紹介すると共に、
付箋の色分けは必要なのか、Kindleでの付箋の貼り方、おすすめの付箋をご紹介していきます。
おすすめの読書における付箋の使い方
1. 学びや感銘を受けた箇所の目印として使う
みなさんも、本を読んだ時に、学びや感銘を受けたことはありませんか。
その箇所に付箋を貼って、後から見直せるようにしましょう。
読んだ瞬間や、読み終わったときまではそのことを覚えているかもしれませんが、悲しいことに人間は忘れていく生き物です。
エビングハウスの忘却曲線というのをご存知でしょうか。
人は学んだことをその瞬間から忘れ始め、時間経過とともにどの程度記憶が失われるのかを表した曲線で、
1ヶ月後には、なんと8割近くが失われるそうです。
読んだ時には、このことは忘れないと思うのに、1,2ヶ月後には、
「あれ?なんだっけ」
となってしまった経験、皆様にもありませんか。
その時、いちいち本の冒頭から該当箇所を探すのは面倒で、非効率です。
後から簡単に見返せるように、
学びや感銘を受けた箇所に付箋を貼っておき効率的に振り返れるようにしましょう。
2. 学んだ内容のメモ書きとして使う
大判タイプの付箋がある方は、本を読んだ際に浮かんだアイデアを付箋に記載し、メモ帳として本に貼り付けておくのもおすすめの使い方です。
本の内容から、多くのことを学び、新しいアイデアが浮かぶことも多々あるかと思います。
そのアイデアも、時間の経過とともに忘れてしまうことがあります。
せっかく浮かんだアイデアを忘れないためにも、
付箋にメモとして残すことで、振り返れるようにすること
も付箋のおすすめの使い方です。
3. 付箋貼りに色分けは必要か
筆者個人としては不要だと思います。
身も蓋もない意見ですが、後から見返すときにどの箇所に何色を貼ったのか覚えられるぐらいなら、内容も併せて覚えています。
私は1冊の本に貼る付箋の量は概ね5〜6箇所になることが多く、基本的には覚えるのが面倒な箇所に貼っています。
細かい内容は忘れてしまうこともありますが、本のおおよその流れは忘れないので色分けする必要はないと考えています。
しかし、教科書のような覚えることが多い本については、カテゴリー毎に色分けをするのも良い手法だと思いますので、ルールを決めて学習効率を高めてください。
4. Kindleでの付箋の使い方
ここまで紙媒体の本を前提として記載してきましたが、最近はkindleなどの電子書籍リーダーを使われる方も多いかと思います。
ちなみにkindleとはAmazonが提供しており、月額980円(30日間は無料)で小説、漫画、雑誌などの電子書籍が読み放題のサービスです。
こちらから登録でき、初月(30日間)は無料ですのでお試しに登録してみてはいかがでしょうか?
とりあえず登録してみてあまり見なければ解約したら大丈夫です。
解約することを前提に考えて、
スマホアプリなどのよく見るカレンダーに、必ず解約する日を入れておきましょう。
そうすれば解約を忘れて無駄なお金を支払うこともありません。
では本題に戻ります。
紙媒体の本だけでなく、当然電子書籍でも重要な箇所を見返したくなることはあるかと思います。
そこで、ここではポピュラーな電子書籍リーダであるkindleでの付箋の貼り方を紹介します。
①付箋を貼りたいページの上部の端をタップします。
画面を左から右にスワイプして読み進める書籍は、画面の左上を、
画面を右から左にスワイプして読み進める書籍は、画面の右上をそれぞれタップすることで、付箋(ブックマーク)を貼ることができます。
②画面をタップしてメニューを表示し、画面右上の点が縦に3つ並んだ設定ボタンをタップします。
③設定から開かれたメニューより、注釈のボタンをタップしてください。ブックマークしたページの一覧が表示されます。
最近は多くの本が電子書籍化され、紙媒体でしか手に入らない本は少なくなった印象です。
重たい本を持ち運ぶ必要がなくなり、いつでも場所を問わずに好きな本を読むことができる今だからこそ、読んだ本の重要な箇所には付箋を貼っておき、簡単に見返すことができるようにしておくことが、学習効率を高める上で、重要なことだと筆者は考えています。
おすすめの付箋
ここからは
私がお勧めする付箋を紹介します。
基本的には付箋の役割は目印なので、付箋として機能するものであればどれでも構わないと筆者は思うのですが、どうしても譲れない点が1点あります。
それは”素材”です。
筆者は下記のようなフィルム素材の付箋を愛用しています。
特にメーカーなどにもこだわりはないのですが、本に貼る付箋については、フィルム素材の付箋に限定して使用しています。
理由は紙素材のものだと時間の経過とともに付箋が折れてしまい、見返す場所がわからなくなる、本を開きにくくなってしまうからです。
フィルム素材の付箋であれば、多少カバンの中に入れても付箋が折り曲がることはないため、本を開きやすくなるのでお勧めです。
まとめ
この記事では、筆者がおすすめする読書時の使い方を紹介しました。
1.学びや感銘を受けた箇所の目印として使う
2.学んだ内容のメモ書きとして使う
読書をする際に、これらの付箋の使い方をすることで、
効率的に学びながら読書をすることが可能です。
また、電子書籍にもブックマーク機能がついているため、後から効率的よく見返せるようにするためにも有効的に活用しましょう。
筆者もかつては本を見返す際に目次から該当箇所を探すことが多かったですが、
付箋を貼り付けてからはそのようなこともなくなり、本の内容を効率的に振り返れるようになりました。
今回ご紹介した内容が読者のみなさまの学びに役立てば幸いです。