「“本を読んだら読書記録を残した方がいい”ってよく聞くけど読書記録のメリットってなんだろう?」
「本を読んだら記録として残しておきたいけど、何を書き残せばいいのかよくわからない・・・」
そんな方も多いかもしれません。
筆者も読書記録には「読んだ日付」と「本のタイトル」くらいしか記録していません(^^ゞ
「本は読むけどわざわざ読書記録をつけたりすることまでは普段あまりしないなぁ」
そんな方のために読書記録を付けることのメリットや方法などについてご紹介いたします!
そもそも、なぜ読書記録を取ると良いの?読書記録のメリットって何?
そもそもなぜ読書記録を付けるといいのでしょうか?
読書記録にはいくつかのメリットがあります。
以下、ご紹介していきますね!
1.振り返りのため
読書記録をつけることによって、「備忘録」としての役割を期待できます。
・読み終えた本の概要
・自分の感想
・読み終えた日
が残っていれば、自分の読書履歴を参照したくなった時にいつでも振り返ることができます。
読書記録を残さなければ、そのうち読み終えたことさえ忘れてしまう可能性もあります。
2.知識を活用しやすくするため
読書記録が残っていることで読んだ本の知識が活用しやすくなります。
「仕事で必要な知識が出てきたので、これまで読んだ本の中からヒントを探したい」
「本に書いてあった、あの知識をもう一度読み返したい」
こういったときに読書記録が残っていれば、バタバタと探し回る必要もなくなります。
具体的に、読書記録にはどんな方法があるの?
では、読書記録には具体的にどんな方法があるのでしょうか?
以下、ポピュラーなものを3つほどご紹介しますね!
1.ノートを使う
普通に「ノートを使う」という方法が、多くの人にとって
一番ベターでオーソドックスな方法
になるでしょう。
実際、読書記録をつけている人の多くはこの方法を使います。
ノートを使うという方法がオーソドックスである一番の理由は、その手軽さにあるといえます。
何より
「身近にある紙とペンにサッと書けばいいだけ」
というシンプルさこそが、古今東西問わず選ばれ続ける最大の理由でしょう。
2.アプリケーションやウェブサービスを活用する
ノートを使うという方法ではなく、以下のようなアプリケーションやウェブサービスを活用するという方法もあります。
読書メーター
ブクログ
こういった読書管理サービスを使うことで、データや数値化によって様々なことを管理してくれます。
また、読書管理サービスには「他の人の書いたレビューを読む」という楽しみ方もあります。
自分と似た読書傾向の人を見つけることで、思いがけない1冊に出会えるかもしれません。
3.TwitterやFacebook、SNS、ブログに投稿する
・Twitter(X)
・Facebook
・ブログ
に読書記録を投稿することで、同じ本を読んだ人とのコミュニケーションに繋がったり思いがけない1冊に出会えたりすることもあります。
実際のところ、読書記録には具体的に何を記録すればいいの?
「読書記録に具体的に何を記録すればいいか」の決まりはありません。
ですが、読書記録として残しておくと役立つ情報をご紹介していきますね!
- 読み終えた本のタイトルやその本の著者名
読書記録に読んだ本のタイトルを残しておくのは、ほぼ「マスト」と呼べるでしょう。
そもそも読んだ本のタイトルを忘れてしまったりしていては、元も子もないですからね!
- 本を読み終えた日(読了日)
「本を読み終えた日(読了日)」の情報を記録していると「自分は1日に何ページ読めるのか」といった、本を読み進めるスピードが把握しやすくなります。
また本を読み終えた日(読了日)を記録することで、「1日に何ページ読むかといった読書計画なども立てやすくなる」というメリットもあります。
- 出版社名
「出版社名」を読書記録に残しておくと、その出版社が得意とするジャンルやテーマが分かりやすくなります。
結果、自分の興味のあるジャンルの本を見つける手掛かりにもなります。
- その本の発行年月日
その本の発行年月日を読書記録に記録しておくことで、その本の持つ時代背景や出版に至るまでの経緯を想像することができます。
これにより一層、その本を多面的にとらえることができるようになります。
- 印象に残った内容や表現
読書をしていて印象に残った内容や表現を見つけたときは、読書記録に記録として残しておきましょう。
こうすることによって「自分の趣向」というものが、より深く分かるようになり「自分を知る」ということに繋げることもできます。
- 自分の感想・意見
読み終えた本に対する自分の感想や意見を読書記録に残しておくことも、読書記録の醍醐味といえます。
人間というものは記録として書いてみて初めて気づけることもたくさんあります。
もしかしたら、新たな発見があるかもしれません。
まとめ
- 読書記録をつけることによって、「備忘録」としての役割を期待できる。
- 読書記録が残っていると、本の知識が活用しやすくなる。
- 紙のノートを使う方法がオーソドックスな読書記録の方法。
- 読書管理ウェブサービスには「他の人の書いたレビューを読む」という楽しみ方もある。
- 本のタイトルを残しておくのは、ほぼ「マスト」といえる。
ずっと読書記録を続けていると、目的によって読書記録の付け方を変えたり、工夫したりする余地がもしかしたら出てくるかもしれません。
ちなみに筆者の読書記録の目的は
「1年間の読書量」
と
「手元に置きたい本」
を把握することなので読んだ日付と本のタイトル以外は記録していません(^^
読書記録の方法にルールはありません。
自分の身の丈やニーズ、目的にあった読書記録にすると良いでしょう。
ぜひ皆さんもこの記事を参考に、新たな学びや体験を得られる読書記録を付けてみてくださいね!