皆さんは普段、読書されますか?
私は全くしません(笑)
集中力が他の人と比べて格段にありません。
そう考えると読書って時間もかかるから面倒臭いってなりますよね。
読書離れという言葉もよく耳にするようになりました。
ではなぜ、こんなにも読書が減ってきたのかをお話ししたいと思います。
読書の歴史
読書は文字の通り
「書を読むこと」
が語源となっています。
書物が普及してから、読書をするのはお金持ちの人だったり、優秀な人たちが主に読書していたそうです。
しかし、活版印刷ができるようになってからは書物をたくさん作られるようになり、みんなにも広く読まれるようになった訳です。
私は、書物と言ったら明治時代をすぐに思い浮かべますね。
明治時代の文明開化によって欧米のものが多く輸入し、その中でも思想のような今まで日本にはなかった考えや学問が入ってきたイメージです。
明治時代では、誰しもが聞いたことのある森鴎外や、やはりこの人と言わんばかりの「吾輩は猫である」や「こゝろ」で有名な夏目漱石がいます。
また、明治時代では今では当たり前となっている「黙読」が一般化しました。それまでは、「音読」をして他の人と一緒になって読書を楽しんでいました。
読書離れ
皆さん本はお好きですか?
私はあまり好きではないですね。
特に小説は苦手です。
小学生の頃はよく、筆者の気持ちや登場人物の気持ちを読み取ることが苦手というかほぼできない状態でした。
なぜなら、本当にそう思ってるの?と疑問に思ってしまっていたからです(笑)
でも実際、皆さんにも読書が嫌いになってしまう理由があると思います。
その嫌いという気持ちが、読書離れに繋がっているのです。
ではなぜ読書離れになってしまったのでしょうか?
スマートフォンの普及
皆さんが予想するのはまずこれだと思います。
確かに、スマホばかり見てしまって気づいたらこんなにも時間が経ってたというのはよくありますよね。
このようにスマートフォンが娯楽として使われるようになり、読書を娯楽として取り扱わなくなってしまったのです。
また、スマートフォンを使えば、今時本のあらすじもネットに上がっている時代ですので、わざわざ本を読まなくてもその本を読んだと同じくらいの満足感を短時間で味わうことができるのも理由として挙げることができます。
時間がない
意外とこの指摘は明快な答えです。
若者(大人)を例にしてみます。
彼らは午前中から夕方にかけてまで働いています。
家に帰ったとしても、家事や食事、子供がいればお世話などやることがたくさんあります。
仕事から帰って疲れているため、集中力を必要とする読書よりも疲れを取るというのに時間を使うかと思われます。
このようにして、忙しい毎日の中に読書を取り入れることが困難なのはとてもよくわかります。
読書によって得られること
なんと言っても
語彙力を向上させる
ことができます。
小説や本の中には、知らない言葉や語句、なんだこの漢字はということがよくありますよね。
読んでいくにはその意味を知らないと、うまくストーリーが続かなくなりますから自ずと調べると思います。
この行動によって、知らなかった単語を吸収し、語彙力を増やすことができるのです。
読書によってストレスも抑えられる
ということもご存知でしょうか?
私は最初嘘かと思いました。
なぜなら、読書が嫌いなものですからストレスしか感じなくない!?と思ったからです。
しかし実際に、
ストレスは軽減するらしいのです。
ある実験では、読書する人はしない人に比べて、約70%のストレスを軽減できるそうです。
しかもたった6分本を読むだけでです。
この理由は、1つのことに没頭し、現実のこととは離れることや、登場人物への感情移入することによってストレスが軽減されるのです。
読書嫌いを克服する方法
気になるジャンルに手を出す
これはとても無難な方法ですね。
私は、特に自己啓発本は好きでたまに読んでいます。
自分にはない考え方やその人の生き方を知るのがとても面白いです。
薄い本を選ぶ
これは結構大事です。
初めから分厚い本に手を出そうとすると、なかなか読み終えることができないことに対してやる気が失われます。なので、まず薄い本を読むことによって読書という行為に慣れることが重要です。
私のおすすめの本としては、『チーズはどこへ消えた?』という本です。
私も実際に読みましたが、とても薄い本となっています。
この本に対しての満足感は、この薄さでは信じられないくらいです。
この気持ちが、読書は楽しいと思えるきっかけにしてくれるかもしれません。
まとめ
- スマートフォンの普及などにより読書離れしている
- 薄い本にチャレンジしてみる
- 読書という行為に慣れる
確かに、若者の読書離れは実際に起きているのかもしれません。
学校でも電車でも、本を読んでいる人を見かけるのは本当にたまにです。
そこには時間がなかったり、読書自体がそもそも嫌いな人がいたりします。
私も読書が嫌いな人間です。
小説の流れや、ストーリー性をうまく繋ぐことができなくて嫌になったりしてしまいます。
しかしながら、読書をすることによって語彙力が上がったり、ストレスを軽減することもできます。
たとえ薄い本だとしても。
教養的にはとてもいい本だって何冊もあります。
まずは薄い本からチャレンジしてみて、読書の習慣を身につけることができればいいですね。
私も早速、書店に行ってうっすーーーーい本から手を出してみようかなと思います(笑)